<精神分裂病> 「統合失調症」に名称変更
日本精神神経学会(佐藤光源理事長)は1月19日、東京都内で開催した理事会で、精神分裂病の名称を「統合失調症」に変更することを了承した。
長年一般的に使用されていた精神分裂病という名称については、かねてより全国精神障害者家族会連合会(全家連)や患者本人などから「差別や偏見を助長する」「人権を侵害する」として変更を望む声が強く、このたび公募の結果、ドイツ語の原語の意味を翻訳し直した、この名称に決定した。
この新名称により、一般国民の正しい理解が浸透されることが期待される。
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