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介護保険制度見直しの検討スタート 2003/06/19
  厚生労働省は、介護保険制度の見直しを検討するため、社会保障審議会に介護保険部会を設置し、制度見直しに向けた議論をスタートさせた。給付対象の範囲やサービスの内容、保険料負担のあり方など、制度全般にわたる検討をおこなう。初会合は5月27日に開かれ、事務局から介護保険制度の施行状況等に関する説明があった後、参加委員の自由討議がおこなわれた。部会長には、貝塚啓明委員(中央大学法学部教授)が選任された。

 介護保険については、これまで社会保障審議会の介護給付費分科会にて、介護報酬改定に関する検討がおこなわれてきたが、今回設置された介護保険部会は、制度そのものの見直しが議題となる。介護保険法では「施工後5年を目途」に見直しを行うことが附則に盛られているが、先行する介護給付費分科会の議論で、制度に関わる問題点が数多く指摘された事や、政府が進める社会保障改革のなかで、介護や医療、年金などのあり方が包括的に検討されていることなどを受け、早い時期からの検討開始となった。
 部会は当面月1回程度のペースで開催され、9月までに課題を整理、10月以降に本格的な検討に入り、年内にすべての論点について一通りの議論を行う予定。
(全社協予対通報No.1平成15年6月6日より)


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