通常国会が7月28日、閉会しました。与党3党で国会会期中の成立をめざした障害者基本法改正案は、与野党間での調整がつかず、結局、衆議院本会議で継続審議となりました。
これについて、与党3党で組織された基本法改正に関するプロジェクトチームの座長を務めてきた八代英太衆議院議員は、同日、関係団体に送った報告のなかで、これまでの経過を説明するとともに「次の臨時国会において必ず成立させるよう全力を尽くしてまいりたい。引き続きご支援、ご協力を賜りたい」と、抱負を語っています。
日身連では、基本法の改正にあたっては、この法律自体が理念法としての性格が強いとの判断から、障害者に対する差別を禁止する上で、拘束力のある国内新法の制定を何らかの形で明記することを強く要望しています。
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