緊急災害時の避難・誘導ガイドライン、内閣府が作成へ	2004/07/29
新潟、福島、福井各県で発生した豪雨災害で高齢者を中心に多数の犠牲者を出したことを受け、このたび、内閣府では年内に避難や誘導を円滑に行うためのガイドラインを取りまとめる方針を固めましたが、障害者もガイドラインの対象に加える予定であることがわかりました。 　具体的には、災害時に補助を必要とする障害者を各自治体・市区町村が把握できるようにすることなどがガイドラインの柱となるようです。 　今回の災害では、高齢者の被災状況が詳しく伝えられていますが、３県の障害者関連施設でも計15施設で床上浸水の被害があったことがわかっており、決して‘対岸の火事’ではないことは明白です。地域の障害者の生活実態を的確に踏まえた、しっかりしたガイドラインの作成が望まれます。
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