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障害者110番事業研修会
全国各地からの参加をいただき盛会のうち終了しました |
2005/07/08 |
7月6日(水)、虎ノ門パストラル(東京都港区)において、雨天にもかかわらず、全国の障害者110番事業担当者等61名の方に参加いただき、「障害者110番事業研修会」を開催しました。
開講の挨拶をする日身連会長、
中央障害者社会参加推進センター会長小川榮一
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開会に先だち小川榮一会長から障害福祉事業の充実がより図られるよう努力していくとともに、本研修会への期待に対し、当会に課せられる責務を果たしていきたいとの挨拶がありました。
人権侵害について講演を行う荒 中氏
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障害者の人権擁護にかかる相談事業の向上を目的とした本研修会ですが、本年度は、荒中(あら
ただし)先生(日本弁護士連合会 高齢者・障害者の権利に関する委員会事務局長、仙台弁護士会所属)に、弁護士という専門家の立場から、日頃取り組んでいる人権侵害の問題についてお話いただくだけではなく、『人権』とは何なのかということについてご講演いただきました。
続く午後の事例発表では、坂口徳子氏(群馬県)から消費者金融にかかる相談事例について、また細川瑞子氏(富山県)からは年々増加傾向にある精神障害の方からの相談について、日々の相談業務の状況を含めながら、相談の経緯や支援の方法など発表していただきました。
長時間にわたる研修会でしたが、講演・事例発表に対して、参加者からは積極的な質問や意見があがるなど研修会に対する意欲的な姿勢が感じられました。また、それと同時に、障害者が地域の中で安心して生活ができるよう、そのサポートが課せられている障害者110番事業の重責と、今後の事業の推進を図るための努力が一層求められることを再認識した、実りの多い研修会でした。
障害者110番事業研修会 プログラム
開講:10時15分 閉講:15時20分
開講あいさつ 小川 榮一 (日本身体障害者団体連合会・
中央障害者社会参加推進センター会長)
講 演 荒 中(日本弁護士連合会 高齢者・障害者の権利に関する
委員会事務局長、仙台弁護士会所属)
講演テーマ
「障害者の自立を妨げる人権侵害~弁護士の立場からみた人権問題~」
相談事例ケーススタディ
事例発表 坂口 徳子(群馬県)
細川 瑞子(富山県)
進行・まとめ 竹内 正直( 中央障害者社会参加推進協議会部会委員)
(敬称略)
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社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会
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