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このセミナーは、現在、国際的な潮流となっている「障害者の権利条約」制定への動きにあわせて、条約ができると障害のある人たちの身近な生活や権利はどのように変わるのか、という視点でわかりやすく講義をおこない、権利条約の全体像をとらえることを目的に開かれた、オープンセミナーです。
日本障害フォーラム(ＪＤＦ)・国連障害者の権利条約特別委員会の金政玉(きむじょんおく)委員長、長瀬修副委員長による講義や質疑応答を通して、権利条約の必要性や主なキーポイントのほか、今後３、４年後に想定される、日本国内での障害者関連法制度の見直しをにらんだ運動の進め方などについて、幅広く理解を深めました。
この日は日中の気温が33℃を超える暑さとなりましたが、地元・関西地区のみならず、東京や九州、沖縄など全国各地から参加定員いっぱいとなる100名の参加者が集まりました。
参加者から寄せられた感想では、「横文字が多く、簡単な日本語に置き換えてほしい」という意見もありましたが、全体としては「基本的な理解ができた」「最新情報を知る、良い機会となった」「各地でこうしたセミナーを続けてほしい」という意見が多く、日身連やＪＤＦなどの中央障害者団体としても、地域レベルでの持続的な啓発活動の取り組みが求められていることもわかりました。
なお、講義内容の詳しい要点（ダイジェスト）については、後日、本ホームページに掲載予定です。
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