日身連など中央障害者関係11団体で組織する日本障害フォーラム(JDF)準備会(兒玉明代表)の第3回幹事会が2月10日、東京・戸山サンライズで開催され、2004年度からのJDF準備会としての本格的な活動を軌道に乗せるため、設置規程などの検討や活動計画案について話し合った。
この日の幹事会では、準備会内に組織することが決まっている4つの特別委員会の具体的な活動計画案についても審議を行い、このうち日身連は「障害者プラン」等推進委員会の事務局を担当することになった。
今後は助成団体からの事業補助も視野に入れつつ、年1回の研修会開催や各種資料制作などの事業を展開する。日身連は、準備会の中でも非常に重要な役割を担うことになる。
また、JDF準備会の構成についても再度確認が行われ、04年度当初から以下の組織構成で進めていくことになった。「アジア太平洋障害者の十年」最終年記念国際会議の日本開催を機に、中央の障害者団体間で進めてきた連携・協調の成果が今、結実の時を迎えようとしている。
【JDF準備会構成】(一部調整中)
(1)障害者団体等 日本身体障害者団体連合会 日本盲人会連合 全日本ろうあ連盟 日本障害者協議会(JD) 障害者インターナショナル日本会議 全日本手をつなぐ育成会 全国精神障害者家族会連合会
(2)障害者福祉団体等 全国社会福祉協議会 日本障害者リハビリテーション協会
(3)オブザーバー団体 全国「精神病」者集団 全国盲ろう者協会
【専門委員会構成】( )カッコ内は担当事務局
「障害者プラン」等推進委員会(日本身体障害者団体連合会) 「国連・障害者の権利条約」推進委員会(障害者インターナショナル日本会議) 「アジア太平洋障害者の十年」推進委員会(日本障害者リハビリテーション協会)
障害者の差別禁止と権利法制に関する委員会(日本障害者協議会)
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