宮城県が入所施設解体・地域生活移行へ画期的方針示す	2004/02/23
宮城県はこのたび、県内にある知的障害者入所施設を解体し、グループホームなど地域生活基盤整備のための予算化を促進する方針を明らかにしました。 　解体時期などはまだ明らかにされていませんが、同県では一昨年秋、大規模重度知的障害者入所施設「船形コロニー」を解体する決定がなされるなど、浅野史郎県知事のリーダーシップにより、障害のある人々の地域生活支援に積極的な施策が講じられてきました。 　昨今、国ではこうした流れに逆行して障害のある人々のための地域生活支援の予算の削減を図ろうとするなど、暗い話題が続いていただけに、今回の宮城県の画期的な方針が全国の各自治体へどのように波及するか注目されます。
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