3月11日(木)、介護保険に関する厚労省障害保健福祉部と8団体との勉強会の7回目があった。
団体側から文書で、障害者福祉全般にわたる構造的な問題と、介護サービスを中心とする具体的な問題の2点にわたって質問書を出した。(前掲記事「障害者施策の方向性、介護保険との統合問題について厚労省に質問書を提出」をご参照ください)
しかし、残念ながら具体的な回答はほとんどなく、次回このことについて意見交換を継続して行う予定としている。
最初の質問書については、障害保健福祉部側もある程度共有できるとしたが、目標や方法については明らかにしなかった。
老健局のメンバーからは2番目の質問書に関連し、1人暮らしの高齢者が増えている中、「介護保険サービス自体の内容も見直そうとしている。自立や尊厳にふさわしいサービスを模索している」との発言があった。
(3月11日発行・障害連FAXレターNo.73(編集人・太田修平氏 = 中央障害者社会参加推進協議会委員)より転載)
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