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「手話を公用語に」
~ニュージーランド政府が画期的な法案を上程
2004/04/08
  手話を「言語」として定義するかどうか、国連の障害者権利条約特別委員会でも審議されているところですが、ニュージーランドのルース・ダイソン障害問題大臣は4月7日、「ニュージーランド手話を第3公用語とする」とした法案を同国議会に上程したことを発表しました。
 ニュージーランド政府では「ろうの人々の言葉を独自のニュージーランド言語として認知したい。法案が通れば、裁判も含めた法的な手続きの場面においても手話を利用し、情報を得る権利が直ちに保障される。ニュージーランド手話を真の言語と認知することで、ろうの人々が体験してきた不公平を減らすことができる」とコメントし、年内の立法化と2005年の施行をめざす方針です。
 世界的に見ても、極めて注目すべき画期的なニュースです。今後、日本だけでなく各国の政府へも、良い意味で大きな影響を及ぼしていくことでしょう。

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