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大型自動回転ドア、障害者にも危険多く
 ~全国から270件の事故報告
2004/04/20
  先月、東京・港区にある六本木ヒルズで大型自動回転扉に6歳の男児がはさまれて死亡する事故がありましたが、この事故のあとに全国の大型自動回転扉の運用状況を調査した国土交通省は、4月19日、その結果を公表しました。

 これによると、各都道府県からは全部で270件の事故が報告され、そのうちケガを伴う事故は133件にのぼっており、骨折も23件ありました。また、全国で466台設置されている大型自動回転扉のうち、半数近い206台が事故発生後から使用を中止し続けている実態も明らかになっています。

 このたび、国土交通省・経済産業省が所管する「自動回転ドアの事故防止対策に関する検討会」に、障害当事者の立場から日身連の兒玉明会長が委員として追加就任しました。

 検討会では今回の調査結果を参考に分析を加え、安全指針(ガイドライン)を6月中に作成することにしていますが、子どもや高齢者とともに障害者も安心して外出し、社会の中で活動する上で、‘当事者の視点’をきちんと安全指針に盛り込んでいくことが大切となります。

 今回の調査結果の詳細については、国土交通省ホームページ
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/07/070419_.html)をご覧ください。

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