 |
統合することは反対」 ～福祉大会議事で緊急決議提案
 |
午前１０時からは全国の日身連加盟障害者団体の代表者１５０名が集う「代表者会議」が開かれ、各ブロックから提案のあった３２要望事項案の審議を行い了承されましたが、介護保険と支援費制度の統合問題について白熱した議論となり、特に参加した全国の団体代表者からは、統合問題における日身連の力強い対応と政策提言を求める厳しい意見が相次ぎました。
また、統合問題の是非に関する動議も出され、議長団が参加者の賛否を確認したところ、統合に反対する意見が多数を占めました。
これらの結果を受け、同日午後３時から開催した日身連臨時理事会で、今回の大会決議などで統合問題に対する日身連の基本的な方針をどのように示していくか、検討が行われました。
そして、翌日５月２６日の第４９回日本身体障害者福祉大会の議事（第２部）において、「支援費制度を現状の介護保険制度に統合することについては、障害者の生活と福祉の後退を招く恐れがあるため、強く反対する。」との緊急決議案を諮ることを決定しました。また、緊急決議案の提案趣旨説明は兒玉会長が行い、小規模作業所・通所授産施設の国庫補助削減問題への取り組みについても趣旨説明の中で併せて訴えていくことも確認されました。
大会は５月２６日（第３日目）、６０００人以上の障害者が一堂に集う「第４９回日本身体障害者福祉大会（式典及び議事）」でフィナーレを迎えます。
社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会
〒 171-0031 東京都豊島区目白 3-4-3
電話 ： 03-3565-3399 FAX ： 03-3565-3349
