無年金障害者訴訟で広島地裁が国の責任認める 　～全国で３例目に	2005/03/04
国民年金が任意加入制だった時代に未加入のまま障害を持ち、障害基礎年金が受け取れなかったのは憲法違反だとして、現在、障害のある元学生らによって損害賠償などを求める裁判が全国各地で起こされています。 　そのうち広島市に住む障害のある元学生が提訴した裁判の第１審判決が３月３日、広島地裁（橋本良成裁判長）で出され、国の年金不支給処分を違憲と下し、原告の受給資格を認定した上で、国に対し400万円の支払いを命じました。 　これによって、無年金障害者訴訟で国の判断を違憲と認めた判決は、昨年３月の東京地裁、10月の新潟地裁での判決に続いて、全国で３例目となりました。国の真摯な対応があらためて求められています。
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