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後を絶たぬ障害者手帳の偽造悪用事件
 ~求められる一層の取り締まり
2005/07/22
  偽造した身体障害者手帳を使い高速道路を割引料金で通行しようとした容疑で、奈良県在住の49歳の探偵業者と25歳の元金融業者の男が、7月22日までに警視庁に逮捕されました。取り調べの結果、この容疑者らは2年ほど前から東名高速道路や首都高速道路などで頻繁に偽造手帳を使用していた模様です。
 極めて悪質な犯罪と言えますが、最近、鉄道運賃など各種割引制度を利用できる障害者手帳を悪用した事件が多くなっています。近ごろは印刷技術の向上などにより、障害者手帳の内容などをパソコン(スキャナー)で比較的容易に複製できるようになり、実際に使用された例もあるほか、一部にはこうした犯罪行為を手助けする組織集団の関与も指摘されています。
 このような事件が続発すれば、手帳制度自体の信頼性まで損なわれかねないため、国レベルでのより一層の厳しい取り締まりが求められます。



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