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9月26日開催「就業セミナー・働く障害者からの声
INせんだい」報告
2008/10/07
 平成20年度から新に受託した働く身体障害者からのメッセージ発信事業の一環であります、「就業セミナー・働く障害者からの声INせんだい」が宮城県仙台市の仙台サンプラザで9月26日(金)開催されました。県下各地、近県の関係者が集い約80名が参加しました。
仙台市身体障害者福祉協会阿部会長の挨拶 厚労省地域就労支援室大野氏の講演
仙台市身体障害者福祉協会
阿部会長の挨拶
厚労省地域就労支援室
大野氏の講演
 セミナーははじめに日本身体障害者団体連合会評議員、仙台市身体障害者福祉協会阿部一彦会長から、「障害者自立支援法では、就労支援の抜本的強化を掲げて、新たな就労支援事業を創設、雇用施策との連携強化などが謳われているが、なかなか障害のある一人ひとりにとって、就労の現実が進まないように思われる。その障害者就労の現状を理解し、就労を支える取組みを総合的に学び、就労を支援する福祉施設、地域社会における就労支援システムのネットワークについて、確認すると供に、障害のある一人ひとりの就労実現について学びたいと思います。」と述べました。
 講演では、厚生労働省職業安定局地域就労支援室長補佐大野克巳氏から「障害者雇用施策をめぐる最近の動向」というテーマで、現行の障害者雇用に関する制度の概要や特に、意欲・能力に応じた障害者の雇用機会の拡大をめざす、障害者雇用促進法の改正案にについての概要の説明、また、平成21年度障害者雇用施策関係予算要求のうち新規創設されるものについての解説がありました。

つぎに、「障害をもつ人の働くための支援システムと課題」というテーマでパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子
 パネラーには宮城障害者職業センター所長の島崎敏彦氏、社会福祉法人共生福祉会常務理事市川義直氏、株式会社メディアック第27回全国障害者技能競技会(アビリンピックみやぎ2004)DTPの部金賞受賞者猪股隆祐氏の3名を招き、島崎氏からは、宮城における就労支援システムについてやセンターの役割などについて、また、市川氏からは、福祉的な就労の現状、課題、また、施策の改正に伴う運営の難しさや移行に伴う問題など述べていただきました。また、猪俣氏は、ご自身の障害がありながらも、就業していく喜び、ご苦労談などが語られ、参加者と意見交換等も行なわれました。



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