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新会長就任あいさつ
平成25年6月1日に開催された臨時理事会において、嵐谷安雄氏が日身連新会長に選任されました。
新体制でスタートした今、「自らの経験から日身連は障害者の明日を拓く存在でありたい」と、熱く抱負を語りました。
このたび日身連の会長に選出されました。大きな責任に、身の引き締まる思いです。
現在、障害者をめぐる状況は、大きな転回点のただ中にあります。東日本大震災から2年3ヶ月がたちましたが、被災された障害者が元の生活に戻るためには、まだまだ道半ばです。また、日本全国で新たな大災害の可能性が指摘されているいま、個人情報保護法の弾力的な運用をはじめ、障害者が命の危険にさらされることのないよう、国にもお願いをして、がんばってまいります。
私たちが待ち望んでいた障害者差別解消法は、ようやくあと一歩のところまでまいりました。次は、国連障害者権利条約の批准です。私はこの条約の審議過程で、国連の傍聴団に参加する機会を得ましたが、「合理的配慮」という言葉を初めて聞いた時の感動は、今も鮮やかです。この日本における障害者権利条約の批准に全力を尽くします。
日身連の現在の最大の課題は、財政基盤の強化です。私はこれから機会あるごとに全国に足を運び、特に1人でも多くの人に賛助会員として日身連を支えていただくために、お願いを続けたいと思います。また、地域やブロックの大会にたくさんの。そして若い会員や女性会員の力を引き出すために、具体的な方策を準備してまいります。
私は人のつながりを何よりも大切に、伝統ある日身連を発達させるために粉骨砕身、がんばってまいりますので、皆さまの温かいご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。