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社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会

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訃報】小川榮一日身連前会長ご逝去

小川榮一会長

平成17年6月から日身連会長に就任し、4期8年にわたり、日身連を牽引し、日本の障害者団体のリーダー的存在として、障害者施策の向上に尽力された小川榮一前日身連会長が、かねてより病気療養中のところ、平成25年6月9日、死去されました。享年85歳。

小川前会長は、1928(昭和3)年、栃木県石橋町(現 下野市)の農家に生まれ、中学校を卒業後、17歳で陸軍に入隊。1ヶ月の教育の後、広島の「暁」無線部隊で原爆被爆、九死に一生を得ました。

35歳より石橋町議会議員を10期40年間務めるかたわら、地元の身体障害者福祉協会会長を50年務め、平成17年からは日身連会長に就任。国連障害者権利条約の審議過程で、米国ニューヨークの国連本部に足を運びました。また、障がい者制度改革推進会議の議長として「障害者制度改革の推進のための基本的な方向」(第一次意見)を取りまとめました。

天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典では障害者の代表として祝辞を述べ、歌会始にご陪席を賜るなど数々の栄誉を賜りました。旭日小綬章、藍綬褒章他受賞歴多数。

生前のご厚情に感謝申し上げますとともに、つつしんでご冥福をお祈り申し上げます。

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