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障害者による文化芸術活動の推進に関する法律が施行されました
平成30(2018)年6月7日、衆議院本会議で「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」が全会一致で可決され、6月13日に公布、施行されました。
この法律は、障害のある人が、文化芸術を鑑賞・参加・創造できるための環境整備や、そのための支援を促進することを目的とした法律です。具体的には、施設のバリアフリー化や情報保障といった、障害のある人が文化芸術を鑑賞しやすくする取組や、作品を発表できる機会の確保、著作権の保護、高い評価を受けた作品の販売・発信に関する支援などです。
法律の施行により、障害のある人の文化芸術活動の一層の充実が期待されます。
法律施行を議連総会で報告
共生社会の実現を目指す障害者の芸術文化振興議員連盟総会
議連総会の模様
法律の立法化を進めてきた「共生社会の実現を目指す障害者の芸術文化振興議員連盟(会長 衛藤晟一参議院議員)」は、法律の施行を受けて、6月20日に議連総会を開催しました。
2020年に向けて、障害者の文化芸術活動の裾野を広げるために、日身連をはじめ、27の障害関係団体で構成、活動している「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障害者の文化芸術活動を推進する全国ネットワーク(代表 久保厚子(全国手をつなぐ育成会連合会会長))も共に、法律の成立を祝いました。